株式会社松下工業のシェル中子の流れ

SHELL MOLD WORKFLOWシェル中子事業 ワークフロー

ワンストップで製造する松下工業の打合せから納品までのワークフローをご紹介。

  • 01

    仕様打合せオンライン対応可能

    お客様の要望を聞き、どのようにして良い製品を造るかしっかりと話し合いを行います。
    社内ミーティングで新しい中子を造型するとき、その製品の問題になりそうな部分、吹き込み口の個所などどうしたらよいか話し合いを行い、お客様により良い製品を提供するための提案を行いながら進めていきます。

  • 02

    材料砂投入・金型加熱

    中子の製造に使う金型をバーナーやヒーターで加熱し300度近くになった時点で使用可能となります。
    そこに中子製品に使う原材料の砂(RCS)はフレコンに入っており、1袋500kgにもなります。それをホイストで造型機にセットして生産準備可能な状態となります。

  • 03

    材料吹込み・焼成・取出し

    造型機より造型開始ボタンを押すとセットした材料のRCSが金型に入ります。RCSが複雑な形状をしている金型に万遍なく行き渡らせる為に砂を空気の圧で送らなければなりません。その後、条件に従った時間を焼成し熱で固まった中子が出てきます。中子の形状によって取り出し方も変わってきます。

  • 04

    製品のバリ除去

    砂の吹き込みの際に、金型間には僅かなすき間があります。
    この僅かなすき間が熱で固まった際にバリになります。
    このバリは、取引先の鋳造工程の際に、不良原因になります。そのため、ヤスリでバリの部分を削り落としていきます。このバリ取り作業をしっかりと除去することが重要です。
    弊社では人の手だけでなく、ロボットの導入を行いよりバリ取り作業を高精度で行って参ります。

  • 05

    検査

    製造作業者はバリ取りの作業以外にも製品のチェックを行います。さらに定期検査として日に2回、また出荷前にも検査を行っております。このようにチェック体制を整える事により流出不良を未然に防ぐことができます。

  • 06

    箱詰め

    制御盤の設計も一部社内で行なうことで、より短納期で安価な商品のご提案が出来ます。
    弊社ではバリ取りロボットの品質に関わるデーターを会社のサーバーに送り生産実績や稼働率、サイクルタイム等の監視も出来るオプションもご提案できます。

  • 07

    出荷

    依頼を受け生産した中子は中子は納期を守り砂で作られている為、少しの振動でも壊れてしまう原因になりかねません。出荷時も丁寧な出荷を心がけお客様先までお運びします。

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